夜長に一人
秋の気配に心奪われて
冷たい空気の乱流
風にさらわれた思い出を探り
季節の訪れを感じる
見えないあなたの息吹を
生命の沈黙を
通りすがりの子供が手渡した
私の記憶の断片
澄み渡る空の蒼い憂愁
悲壮は遥か彼方から
気流に乗って私の心に舞い込んでくる
苛まれた心にそっと降りかかる孤独
空の色の唐突な変容に
キョロキョロする私
あなたがくれた
ささやかな時間
言葉…ではなく
重なる時を私に
見えぬあなたを
幾度も追い続け
夜を明かした…
涙を流した夜も
今は感じるの…
空を…超え傍に
ほら…貴方が…
何も 言わず…
何も 語らぬ…
触れる事も無く
傍にいてくれた
私も貴方の傍に
あなたがくれた
ささやかな時間
言葉…ではなく
重なる時を私に
見えぬあなたを
幾度も追い続け
夜を明かした…
涙を流した夜も
今は感じるの…
空を…超え傍に
ほら…貴方が…
何も 言わず…
何も 語らぬ…
触れる事も無く
傍にいてくれた
私も貴方の傍に出会い